2024年1月11日(木)、神奈川県立藤沢清流高等学校の生徒の皆さんに、2回目の認知症サポーター養成講座を開催いたしました。今回は、講義+事例動画+ディスカッションの構成で、100分の授業でした。生徒の皆さんからは、ちょっと自分には関係ないと感じていた”認知症”が、身近に感じることができるようになったと感想をいただきました。
認知症=忘れる というイメージを多くの生徒の皆さんが持っていました。びっくりしたのは「怒りやすくなる」というイメージを書いた人が半数以上いたことです。
自分ができることだけでなく、デイサービスなど専門家に頼ることもサポートのひとつとして考えられていることが素敵だなと思いました。
このワードから、最初に思っていた「認知症のイメージ」と変化があったんだなと感じるました。高校生向けの講座ということもあり、「ヤングケアラー」についての話もさせていただいたので、そこを受け取ってくれたことも嬉しいです。
一人ひとりが、授業の中から「受け取る」ものがあったんだなと感じられる感想ですね。認知症であることが「不幸」なことではない。サポートがあることで楽しく暮らしていける。そして、認知症であってもそうでなくても同じなんだということを感じてもらえたら嬉しいです。
「家族と話をしたい」という感想が、多くみられました。そう、特別な何かをするのではなく、「話すこと」からでも始められる。思春期の多感な時期の生徒の皆さんにとっては、誰かと関わることに煩わしさを感じることもあるのかも。それでも、家族と話したい・声をかけていきたいと思ってくれたことは大変嬉しいことです。
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